低予算でワーホリを実現させる方法【費用を抑えるコツ7つ】

『ワーホリに行きたいけど、お金がかかりそうだから無理かも…』

と思っていませんか?

諦めるのはまだ早いです。

私は現金10万円を握りしめてオーストラリアワーホリに行き、2年間滞在しました。

低予算でワーホリを実現する為に私が実行した事をご紹介します。

ワーホリに行きたいけど迷っている方のお力になれると幸いです。

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目次

ワーキングホリデー(ワーホリ)とは

日本国籍を有する18〜30歳の人が利用できる制度

ワーキングホリデー(以下ワーホリ)とは、国間の協定に基づいて、異なった文化の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める特別な制度(ビザ)です。

原則として、各国ごとに一生に一度しか利用できません。

2023年9月現在、協定国は29カ国あり今後もどんどん増えると思われます。

海外に長期滞在できて、しかも滞在に必要な費用を補う為に自由に仕事してよし、自由に旅行してよし、語学学校に通ってもよしの、夢のようなビザです!

国によって募集期時期や滞在できる期間が異なります。

ワーホリ協定国

オーストラリアニュージーランドカナダイギリス
ドイツフランスアイルランドデンマーク
ノルウェー香港台湾韓国
ポーランドポルトガルスロバキアオーストリア
ハンガリースペインチェコアルゼンチン
チリアイスランドリトアニアスウェーデン
エストニアオランダイタリアフィンランド
ラトビア

(2023年9月現在)

特に人気の英語圏のワーホリはこちらの4カ国

  • オーストラリア🇦🇺
  • ニュージーランド🇳🇿
  • カナダ🇨🇦
  • イギリス🇬🇧

ワーホリに必要な資金

本当に100万円必要なの?

一般的にワーホリの資金は最低でも100万円ほど必要と言われています。

たね

当時、100万円も貯金が無かった私は、ワーホリに行くのを諦めようとしました。

しかし、色々調べているうちに分かったのは『絶対に100万円必要』ではないということです。

結局、私がオーストラリアに持って行った現金は10万円だけでした。

私は渡航1週間後に、働き始めたので所持金が10万円でも大丈夫でしたが、仕事がすぐ見つかるか心配な場合は1〜2ヶ月分の生活費(20〜30万円ほど)を持って行った方が安心です。

渡航後すぐに働き始めれば問題なく生活できます!

なので、お金がないからという理由でワーホリを諦めて欲しくありません!

私の周りにはワーホリが終わる頃、100万円ほど貯金できた人や車を買ってオーストラリア1周旅行をしている人もいました。

お仕事をせずにゆっくり旅行して過ごしたい、語学学校にガッツリ通いたいというなら別ですが、絶対に高額の資金がないとワーホリに行けないという事はないのです。

現地でも仕事の募集は沢山あり、こだわり過ぎなければすぐに見つかります。

渡航前から、現地ではどのような募集があるのかを求人サイトなどでチェックして、あらかじめ応募しておくと現地に着いてから面接までスムーズです。

ワーホリに必要な費用の目安

ワーホリ準備にかかる費用

  • パスポート申請料
  • ビザ申請料
  • 銀行残高証明
  • 航空券
  • 家が見つかるまでの最初の1週間ほど滞在するドミトリー代
  • 1〜2ヶ月分の生活費

必要な人は更に

  • 留学エージェントの費用
  • 海外旅行保険
  • 語学学校の学費

例えばオーストラリアに行く場合の目安

オーストラリアワーホリで実際にかかった費用

5年有効パスポートの申請料 約1.1万円 
ビザ申請料約4.7万円
片道航空券約6万円
ドミトリー6泊分約1.3千円
1〜2ヶ月分の生活費約20万円

合計、約33万円になります。

さらに海外旅行保険に加入すると1年契約で約20万円、語学学校は1ヶ月約15万円かかります。

そして現在、オーストラリアのワーホリビザを申請する際、十分な生活資金を所持している事を証明するため、約50万円預金されている銀行残高証明書の添付が必須です。

預金残高がギリギリの方は、銀行残高証明証を発行した後に大きい金額の支払いや航空券を買った方が良いです!

実際にかかった費用

オーストラリアワーホリで実際にかかった費用

5年有効パスポートの申請料 約1.1万円 
ビザ申請料約4万円
片道航空券約3万円
ドミトリー2泊分約4千円
1ヶ月分の生活費約10万円

合計、約19万円

当時はビザ申請時に銀行残高証明書の添付が必須ではなかったので50万円を貯金する必要がありませんでした。

実際に費用を抑える為に私がした事はこちらです。

費用を抑える為にしたこと
  • 留学エージェントを通さずに自分でビザの申請
  • 片道格安航空券を購入
  • 格安宿を予約
  • オンラインでシェアハウスを探して内見の予約
  • 求人サイトで仕事探し
  • 海外旅行保険に加入しない
  • 語学学校に行かない

下記で詳しく説明していきます。

費用を抑えるには?

パスポート申請料や銀行残高証明などの絶対に必要な金額は変えられませんが、中には節約できるものがあります。

例えば

オーストラリアのワーホリビザ申請料が期間限定で無料になった時期があります。

このように、ビザ申請の要項は急に変わることがあったり、思わぬオトク情報を得られる事もあるので、行きたい国の情報は普段からこまめにチェックしておくと良いでしょう。

自分でビザの申請をする

自分でビザの申請って難しそう…って思いますよね?

でも安心してください。ほとんどの国のワーホリビザはオンラインで申請できますので、スマホやパソコンの翻訳機能を使いながら慎重に進めれば自分でもできます!

しかし、記入ミスや確認不足、必要書類が足りていなかったりなど、様々な原因でビザ申請が却下されてしまう事も実際にあります。一度、却下されてしまうと申請料をもう一度払う必要があり、審査が厳しくなると言われています。もし心配な方はワーホリ・留学エージェントにお願いする事をおすすめします。

ワーホリ・留学エージェントを利用するメリットは、その国に詳しいスタッフにビザ申請のサポートをしてもらえるのでビザ要項の変更などにも迅速に対応できること。渡航後も現地のスタッフにサポートしてもらえるなど、安心して海外生活をスタートすることができます。

ほとんどのエージェントは無料相談を受け付けているので、まずは相談してみましょう。

無料相談ができるワーホリ・留学エージェント

格安航空券を探す

格安航空券を探すならSkyscanner【スカイスキャナー】

もしくは、楽天ポイントが貯まる楽天トラベルがおすすめです。

時期によってはスカイスキャナー経由より、航空会社のサイトで直接予約した方が安かったりするので色々検索してみると良いですね!

チケット価格が安ければ安いほど、乗り換え回数が多かったり、乗り換え時の待ち時間がものすごく長かったりするので、体力が必要になります。

  • 乗り換えの待ち時間が10時間を超えるようなとき、空港内で待たせてもらえない(待合ベンチで仮眠させてもらえない)場合があります。その時は空港に併設されているホテルなどに宿泊する必要があり、逆に出費になってしまうので注意!乗り換え予定の空港で夜明かしできるのかなどの、空港情報を先に調べておくと安心です。

格安宿を探す

現地に友達や知り合いがいる場合、数日間泊まらせてもらえる事もあるかもしれませんが、家を見つけるまで滞在する宿はできるだけ費用を抑えたいですよね!

たね

おすすめはドミトリーです!

  • ドミトリーとは一部屋に2段ベッドが複数台ある相部屋のこと。(男性専用・女性専用・男女共用があります。)

宿泊施設に直接予約をするより予約サイトを通す方が安くなる事が多いので要チェック!セール中は更にお得になります。同じ宿でもサイトによって、価格が違う事があるので色々なサイトで比較すると良いでしょう。

格安宿予約サイト

ローカルの人の家の部屋を無料で間借りできるサービスがあります。ローカルの人と交流したい方におすすめです。(英語サイト)

Couch Surfing【カウチサーフィン】
⇨ 自分の家のスペースを旅行者に対して開放し、寝床を提供する宿泊形態。基本、宿泊費は無料。1泊から可。


Workaway【ワークアウェイ】 
⇨ 1日約5時間ホストのお手伝い(農作業、家事、子供やペットの世話、レストランの補助、ホステルの受付など)をする代わりに、宿泊と食事が無料で提供されるサービス。世界170カ国にホストがいます。
日本円で約¥7,500/年(2023年9月現在)の登録料が必要。数泊からOKな場所もあるが基本的に2週間から。

ホストによっては現地を案内してくれたり、一緒に食事をしてくれる事もあります。

ローカルの情報を得やすい分、シェアハウスやお仕事を見つけやすくなるのが魅力です。

シェアハウスを探す

できるだけ早くシェアハウスに住み始めた方が滞在費を抑える事ができます。

渡航が決まった日からオンラインでシェアハウスを検索して、どんな条件でどれくらいの相場なのかを把握しておくと良いです。

条件の良いお部屋はすぐに埋まってしまうので、できれば渡航直前に何件か内見の予約をしておくと渡航後にスムーズに家を決める事ができます。焦って決めたり、内見をせずに決めると後で後悔する事になりえますので、自分の求める条件や予算を明確にして、慎重に決めましょう。

求人サイトで仕事探し

渡航後すぐに働き始められるように、渡航予定の数ヶ月前から求人サイトを毎日チェックします。気になる会社には積極的に応募し、できれば面接の日程を決めてもらうと良いでしょう。渡航後すぐに面接→仕事開始と、非常にスムーズな流れを作る事ができます。

オーストラリアの求人サイト一覧

日系企業で働きたい

ローカル企業で働きたい

海外旅行保険に加入しない

ワーホリ中にもし、病気・ケガ・事故にあったらどうしようって考えますよね?

保険に加入していないと海外での医療費は全額自己負担となり、かなり高額です。

たね

風邪をひいた私は当時、保険未加入でオーストラリアの病院で支払った額は、なんと3万円でした。

しかし、海外旅行保険に加入していれば医療費をカバーしてもらえるし、盗難にあった時も、借りた家が水漏れで水浸しになった時も安心です。

ただ、そういった手厚い補償の海外旅行保険の相場は、1年間で約20万円から。

20万円はちょっと高い…と思う方には、入国後90日間はクレジットカードに付帯している海外旅行保険でカバー、それ以降は現地で保険に加入するという選択肢もあります!

入国〜90日目 ⇨ クレジットカードに付帯している海外旅行保険(無料)
91日目〜12ヶ月目 ⇨ 現地で保険に加入(例えばオーストラリアではOVHCユニケア保険があります。9ヶ月で約7万円)

この方法だと日本で1年分の海外旅行保険に加入するよりも、約13万円節約できます。

  • 日本と現地の保険では補償内容や補償の上限額が異なりますので、ご考慮の上ご検討ください。
  • ワーホリビザの申請時に海外旅行保険加入が必須の国もあります。

もし既にクレジットカードをお持ちであれば、そのクレジットカードに海外旅行保険は付帯されているか、利用条件(自動付帯・利用付帯)やサポート内容、付帯期間を渡航前にしっかりチェックしておきましょう。

  • 自動付帯とは…クレジットカードを持って行くだけで入国時から自動的に海外旅行保険が適用される。
  • 利用付帯とは…クレジットカードを使って航空券や交通費などを支払った場合に適用される。

海外旅行保険自動付帯のクレジットカード

EPOS【エポスカード

★入会費・年会費永年無料
★海外旅行保険自動付帯
★海外での緊急時、サポートデスクに連絡すると日本語対応で病院など全て無償で手配してくれる
★全国10,000以上のお店で優待や割引がある
★現地ATMでキャッシング可能

年会費無料で海外旅行保険が自動付帯は間違いなくお得なので、ワーホリや海外旅行に必ず持って行きたい1枚です!

語学学校に行かない

シドニーの語学学校は1ヶ月 / 約15万円からです。これを節約する為に、私は語学学校に行かずに現地で仕事中に生きた英会話を学んで少しづつ英語が喋れるようになりました。

たね

後悔したのは日本にいる時から、もっと英語の勉強をしておけば良かったという事です。

日本で十分な英語力をつけておけば、そもそも語学学校に行く必要がないですし英語力があればあるほどローカルの企業で働けるチャンスが多いです。しかもローカルと同じ額の時給がもらえます。

これからワーホリに行く方は、できるだけ英語力をつけておく事をおすすめします!

英会話したいけど対人はまだ恥ずかしい人という方におすすめ
→ AIと英会話レッスン【スピークエル】

スキマ時間で英語が気軽に学べる
→ スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース)

ワーホリ前にフィリピン留学もあり!

私がオーストラリアで出会った日本人の半分はワーホリ前にフィリピン留学をしていました

その為か、その子達はワーホリを開始してすぐにローカルの仕事をゲットしていた印象です。

たね

海外には悪質な雇用主もいて、英語ができない事を理由に、最低時給額以下や異常な長時間シフトで働かせる会社があります。

そのような場所で働かないようにする為にも、ワーホリ前にできる限りの英語力をつけておいた方が良いです。そこで『短期間で集中的に英会話力を身につける』ことができるのがフィリピン留学。英語漬けの濃い環境でマンツーマンの授業、英会話を集中的に学ぶことが可能です。

フィリピン留学は寮と食費込みのコースが選択できるため、総費用を抑える事ができるのが特徴。

現地の語学学校とフィリピン留学(1ヶ月)費用比較

学費居住費(シェア)食費合計
オーストラリア約13.5万円約5.5万円約1.5万円約20.5万円
ニュージーランド約12万円約5万円約1.5万円約18.5万円
カナダ約15.5万円約6万円約1.5万円約23万円
イギリス約16万円約10万円約2.5万円約28.5万円
フィリピン約16.5万円0円
(学費に含まれる)
0円
(学費に含まれる)
約16.5万円

フィリピン留学に特化したエージェント

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今日からできる節約

クレジットカードでマイルやポイントを貯めて還元する

海外に渡航した後に日本のクレジットカードをつくるのは不可能に近いので、日本にいる間に必ず1枚はつくっておきましょう!

現地のATMで現金を引き出したり、カードで買い物をしたり、カード付帯の海外旅行保険を利用したりと、海外生活中もクレジットカードの出番は多いです。

たね

年会費無料のカードがおすすめ!

そして今からクレジットカードで支払えるものは全てクレジットカードで支払って、賢くマイルやポイントを貯めましょう。貯まったポイントをマイルに交換して航空券を割引購入できますし、ポイントを使って買い物もできます。

クレジットカードの種類によっては空港ラウンジを無料で利用できるなど、様々な特典もあります!

ポイントが貯まりやすいクレジットカード

楽天カード

★年会費永年無料
★新規入会&利用で5000ポイントがもらえる
★ポイント還元率1%(楽天市場で買い物、楽天銀行、楽天モバイルの利用などでさらに還元率アップ)
★貯まった1ポイント=1円から利用可能
★海外旅行保険利用付帯(航空券や交通費をクレジットカードで支払った場合に適用される)

まとめ

ワーホリに行くのは『行きたい!』と思った時です。

十分な資金が貯まってから行こうと思っても、いつになるか分かりません。

日本での安定した生活を捨てて海外に飛び出すのは不安かもしれませんが、海外には日本では経験できない様な事や出会いがたくさん待っています。それは今後のあなたの人生の宝物になるはずです。

もちろんワーホリの資金は多い方が安心ですが、お金がないからという理由でワーホリを諦めて欲しくありません!渡航後すぐに働き始めれば問題なく生活できます。

これを読んで、ワーホリを実現するきっかけになっていると幸いです。

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